新生ノルウェージャン エピックで心身デトックスの旅
~ギリシャ、マルタ、南イタリア巡り【後編】

新生ノルウェージャン エピックで心身デトックスの旅 ~ギリシャ、マルタ、南イタリア巡り【後編】
CRUISE STORY
クルーズストーリー
2026.04.21
ノルウェージャンクルーズの大きな魅力は、ありきたりではないユニークな寄港地ツアーが用意されていること。今回は、11日間8つの寄港地で、ギリシャのサントリーニ島、ミコノス島、ケファロニア島、マルタ、南イタリアのサレルノでツアーに参加し、アテネとシチリア島メッシーナではプライベートで街に繰り出した。幾度訪れても奥が深く飽きることのない地中海。紺碧の海の色に癒されることも知った。脳裏に鮮明に焼き付いた寄港地ツアーを紹介する。
写真・文=鈴木幸子(らきカンパニー)

●クルーズ船だからこそ楽々、地中海の島巡り

 

「地中海に散らばる島々を自力で回るのは、体力的にも大変ですよね。3か月前にノルウェージャンクルーズラインのホームページ見ていたらギリシャ&イタリアの寄港地もツアーも魅力的だったので、この船を選びました」と、話すのは南イタリアのツアーでご一緒した日本人ご夫妻。

 

クルーズ選びにおいて、寄港地観光ツアーが重要なファクターであることを実感したのがこのエピックだ。たとえばツアー1週間前に完売、となっている人気ツアーでも、乗船後にキャンセル待ちすれば行ける場合が多い。ただ人気観光地は現地で混雑するので後述の注意点を参考に選んでいただきたい。

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●ギリシャ・ミコノス島でローカルの味を堪能

 

コテコテの観光地と分かっていても、何度訪れても美しいと思えるのがミコノス島。30年ほど昔の初訪問の良い印象をずっと失わない観光島も珍しい。

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ここでは「ミコノス島シーフードの宝物グルメツアー(Gourmet Tour Mykononian Seafood Treasures・所要3時間)」に参加してみた。クルーズ乗り場からバスで向かったのが、島南部の入り江にあるこぢんまりとしたプラガ・ビーチ(Praga Beach)。

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12時過ぎにはプラガ・ビーチに面したシーフード店タソス・タベルナ(Tasos Taverna)に到着し、ミコノス島伝統のギリシャ料理を堪能。前菜は定番のひよこ豆のディップ(フムス)とグリークサラダ(ホリアティキサラタ)。揚げカラマリ、焼きナス、ムール貝のワインソテー、オルゾシュリンプ(米状パスタ)。

 

デザートは蜂蜜シロップを染み込ませたシロピアスト(Syropiasta)ケーキ。ゆっくりランチを楽しんだ後は、目の前のビーチで好きに過ごす。

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●ミコノスタウンで素敵なBIOコスメショップへ

 

15時過ぎにツアーからクルーズ船に戻った後、出航の夜8時まではまだ時間があったので、ミコノスタウン周辺を散策する。フェリー乗り場からミコノスタウンへは歩いて10分ほどで途中に通るビーチも透き通っている。青と白の憧れのエーゲ海の風景……ミコノスの美しい風景をカメラに収めウィンドウショッピングを楽しんだ後は、自分へのお土産探し。

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歩きながら路地に入って見つけたのがBIOスキンケアコスメの店「ジュニア、アゴラ・ミコノス(Junior, Agora Mykonos)/住Steno Portas, Mykonos」。ギリシャ産のオリーブオイルやレモン、ロバの乳を使用したメイド・イン・ギリシャのスキンケア商品が並ぶ。

 

地中海エリアは肌が乾燥するので足用クリームを探していたら、ロバの乳とオリーブオイルを使った香りのよいフットクリームを見つけ、料金も手頃なので即購入した。ハンドクリームやソープ、フェイス用スキンケアコスメも充実。隣の姉妹店はBIO食品がメイン。

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●ピレウス港からアテネへ向かう時の注意点

 

チビタベッキアを出航し、サントリーニ島、ミコノス島と寄港した後、船はアテネに立ち寄る。アテネのピレウス港からは自分でHOP-ON HOP-OFFという観光バスを利用してアテネ中心街を往復した。後からわかったのだが、観光バスを使うなら、ビッグパス(BIG BUS)よりサイト・オブ・アテネ(Sights of Athens)の方が1日券も出ていて安い。

 

ノルウェージャン エピックではアテネでも所要3時間弱から6時間まで17のツアーが用意されていた。ハイシーズン、それも大型クルーズ船は帰りの時間に気を付けたい。船に戻るため長蛇の列ができるので、出航の3時間前には戻るようにしよう。

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●イオニア海のケファロニア島、
地下湖メリッサニの美しい輝きの中でプロポーズ

 

ギリシャ本土の西側、イオニア海に浮かぶケファロニア島で選んだツアーは、比較的手ごろな料金の「メリッサニ洞窟、メゼ&ウゾ(Melissani, Meze & Ouzo)、所要3時間半」。

 

この島では、エメラルド色の地底湖メリッサニ観光が人気だ。まず向かったのは、メリッサニの約2Km東に位置するサミ(Sami)という港町へ。

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海のそばのタベルナに腰かけて、ギリシャのメゼ(小皿料理)と、アニスの地酒ウゾか松脂の白ワイン(レツィーナ)をいただく。メゼは、キュウリとヨーグルトを塩・胡椒、ニンニク、ハーブで味付けしたディップ「ザジキ(Tzatziki)」、チーズパイ「ティロピタ (Tiropita)」、イカ唐揚げ(カラマリ)と、ギリシャ風ミートボールのケフテデス(Keftedes)。ギリシャでは1日のメインの食事は14時頃からの遅めのランチと、20時過ぎからの遅めの夕飯で、合間にこのような小皿料理をつまむことが多い。

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●ハイシーズンは人気観光地は長蛇の列

 

メリッサニ湖はサミ港から西へ約2kmの距離だが、夏のハイシーズンの観光地はどこも長蛇の列。ご多聞に漏れず、入り口から約1時間半待つことになったが、さすがに列をなすだけあり、天然の地底湖が太陽に照らされて光り輝く紺碧の色は素晴らしい。湖には約6~7名に分かれて小さなボートに乗るが、一番美しいスポットで、なんと家族で参加していた同乗者の男性が意中の女性にプロポーズする、というロマンチックなサプライズに遭遇。

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