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ウインドスター、ほぼ全船にスターリンク導入

2023.02.15
外国客船

ウインドスター・クルーズは13日、スターリンク・マリタイムの衛星インターネット機能を開始すると発表した。同社は既にカリブ海クルーズに就航中の「スター・プライド」(9975トン)に新しいWi-Fi技術を運用しており、今年半ばまでにほとんどの船へスターリンクを導入する。

 

スターリンクは、レーザーを使って地球の低軌道を回る世界初で最大の衛星コンステレーションで、地上局から遠く離れた場所でも通信が可能。現在、ウインドスターは、全船でインターネットサービスに静止衛星サービス「アヌーブ」を利用しているが、スターリンクの技術を追加することで、アヌーブを増幅し、より信頼性が高く高速で快適なインターネット環境を乗客に提供していく。

 

同社の技術担当ディレクター、グレッグ・ワグナー氏は、「この最先端技術をクルーズ業界でいち早く提供できることに興奮している。現在提供している静止衛星サービスに高速インターネットサービスが加わることで、乗客は家族や友人と常につながる」と述べている。

 

「スター・レジェンド」(9961トン)は今春からサービスを開始し、その後「ウインド・サーフ」(1万4745トン)、「ウインド・スター」(5703トン)、「スター・ブリーズ」(9975トン)が続く予定。「ウインド・スピリット」(5736トン)は、フレンチポリネシアでスターリンクが利用可能になり次第、導入する計画。

 

ウインドスター、ほぼ全船にスターリンク導入
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