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ホーランド・アメリカ・ライン（HAL）は、船隊（11隻）の半数以上にスペースXのスターリンクを搭載したことを明らかにした。2日発表したもので、「コーニングスダム」（9万9863トン）に導入したのを皮切りに、これまで6隻のインターネット接続を更新した。Wi-Fiの性能アップで、乗客や乗組員に好評を得ているという。残り5隻についても今年12月中旬までに設置する予定。

現在、HALはコーニングスダムをはじめ「オーステルダム」（8万2820トン）、「フォーレンダム」（6万1214トン）、「ウエステルダム」（8万2862トン）、「ザーンダム」（6万1396トン）、「ザイデルダム」（8万2820トン）のスターリンク接続を完了している。

HALのキャスリーン・エリクソン技術担当副社長はスターリンクの導入によって「あらゆる天候や場所で乗客や乗組員に高速インターネットが提供されるようになった」とし、世界中の友人や家族と簡単に連絡を取り合えるようになり、さらにリモートワークも可能になったと評価している。

写真:コーニングスダム、提供:HAL