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MSCクルーズは現在、船隊の3分の2にスターリンクを装備している。5月までに全船で利用可能となる予定。

2022年12月に「MSCマグニフィカ」へ搭載したのを皮切りに、MSCは船隊22隻のうち15隻にスターリンクを導入し、Wi-Fi環境の改善、運用コストの低減に取り組んでいる。

同社によるとスターリンクをすでに装備しているのは、「MSCディヴィナ」、「MSCユーリビア」、「MSCファンタジア」、「MSCグランディオーサ」、「MSCリリカ」、「MSCマグニフィカ」、「MSCメラヴィリア」、「MSCオーケストラ」、「MSCポエジア」、「MSCプレツィオーザ」、「MSCシースケープ」、「MSCシーショア」、「MSCシーサイド」、「MSCシービュー」、「MSCヴィルトゥオーサ」。

ほかにも2月末までに「MSCオペラ」と「MSCワールドヨーロッパ」にも導入したと見られる。夏のシーズンを前に「MSCアルモニア」、「MSCベリッシマ」、「MSCムジカ」、「MSCシンフォニア」、「MSCスプレンディダ」でも接続可能となる予定。

MSCクルーズの姉妹会社エクスプローラ・ジャーニーズは、6隻のうち第1船の「エクスプローラI」にスターリンクを搭載済み。今年8 月に就航する「エクスプローラII」にも導入を予定している。

写真提供:MSCクルーズ