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プリンセス、シンガポール母港に3隻を季節配船

2026.05.29
業界

シンガポール政府観光局(STB)とプリンセス・クルーズは28日、シンガポール港をアジア太平洋地域の主要クルーズ・ハブとする3年間のパートナーシップを発表した。

 

プリンセスは「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)、「サファイア・プリンセス」(11万5875トン)、「グランド・プリンセス」(10万7517トン)の3隻を季節配船し、航海数は2030年までに倍増する計画。今回の提携により、2027年から2030年の間に15万人以上の乗客を迎え、経済波及効果が見込まれている。

 

提携強化の背景には、アジア太平洋地域のクルーズ需要が加速していることが挙げられる。STBは、「生活水準の向上、中間層の拡大、没入型旅行体験への強い需要に後押しされ、シンガポールはこの地域の成長機会を取り込む上で引き続き有利な立場にある」としている。

 

各船はSTBのクルーズ開発基金(CDF)の支援を受け、10日から28日間のクルーズを実施する。ベトナム、マレーシア、タイなど東南アジアを巡るシンガポール発着に加え、日本を結ぶ長距離航路も含まれる。

 

プリンセスの季節限定母港としてのシンガポール港は、主にオーストラリア、英国、米国などの中・長距離市場からの誘客に貢献するものと見込まれている。今回の配船により、フライ・クルーズ市場のさらなる拡大とともに、シンガポール港のプレゼンス向上も期待される。また、STBはクルーズ前後のシンガポール滞在者も増えると見ている。

 

写真提供:STB

 

プリンセス、シンガポール母港に3隻を季節配船
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