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オーシャンワイドのCEO、ハンタウイルス感染で声明
2026.05.20
業界
ハンタウイルスに集団感染した「ホンディウス」を運航するオーシャンワイド・エクスペディションのレミ・ビュセCEOは19日、発生の経緯、対応、現況などについて声明を発表した。これまでに乗客3人が死亡し、現在も複数の感染者が入院中。一部は依然重篤な状態としている。
4月1日にウシュアイアを出航した同船は、カーボベルデ沖での緊急医療避難を経て、カナリア諸島での下船、隔離措置へと発展。世界保健機関(WHO)の専門家をはじめ、RIVM(オランダ国立公衆衛生環境研究所)、各国大使館、複数国の外務省が加わり、国際的な危機対応が行われた。
感染源については現在も調査が続いているが、同社は「ウイルスは乗船前に持ち込まれた可能性が高く、船舶自体が発生源ではない」との見方を示した。WHO専門家や保健当局の疫学的知見に基づくもので、今回の航海中にネズミなどのげっ歯類や害虫の存在は確認されなかったという。
同船は5月18日にロッテルダムに帰港。現在は完全な消毒・衛生化プロセスに入っており、乗組員全員の交代と追加の安全プロトコルの実装を経て、6月13日から始まる北極圏クルーズでの運航再開を目指している。
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