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商船三井クルーズ、個人情報漏えいの可能性

2026.09.11
業界

商船三井クルーズは10日、営業情報を保存したデータ保存用機器(外部記憶媒体)を紛失したと発表した。この機器には、乗客と乗組員の個人情報が含まれる可能性があり、現在調査を進めている。個人情報保護委員会に報告し、所轄警察署に届け出ており、現時点では情報の流出や不正利用の事実は確認されていない。

 

経緯としては、5月に引退した「にっぽん丸」船内に保存されていた情報を「三井オーシャンサクラ」(MOサクラ)船内のパソコンに移行するため、データ保存用機器に保存。7月にIT担当者が機器の保管場所であるMOサクラ船内の乗組員関係者専用室を確認したところ、複数あった機器の一部がなくなっていることに気づいた。その後、船内を調査したが、発見には至っていないとしている。

 

本社サーバー上のバックアップデータ約20万点を調査し、機器に保存されていた個人情報の件数や具体的内容を精査しているが、現時点では情報は特定できていない。対象となる可能性がある個人情報項目は、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、旅券番号、銀行口座(乗組員のみ)、医療・アレルギー情報、乗組員考課情報(乗組員のみ)、予防接種履歴(乗組員のみ)、給与関係情報(乗組員のみ)など。

 

同社は、データ保存用機器の所在確認を継続するとともに、外部業者の起用などを通じて紛失データの特定に努め、再発防止に取り組むとしている。

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