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MITSUI OCEAN SAKURA、横浜港で命名式開催 一同が命名
商船三井クルーズは9月16日、横浜港・新港ふ頭に停泊中の「MITSUI OCEAN SAKURA(三井オーシャンサクラ)」で命名式を開催した。
命名式は船内のオーシャンステージで行われた。商船三井クルーズの向井恒道代表取締役社長執行役員は、「三井オーシャンサクラは、私たちが受け継いできたクルーズ事業の伝統とおもてなしの精神を乗せて、新たな時代へ船出する存在」とあいさつ。「船内で過ごす時間、寄港地で出会う風景や文化、そして人と人との触れ合いを通じて、お客さまの人生に残る特別な体験を届けたい」と述べた。
商船三井の田村城太郎代表取締役社長執行役員は、クルーズ事業について「人や地域を結び、新たな交流と価値を創出する重要な事業の一つ」と説明。さらに「商船三井グループは、今後もクルーズ事業を成長戦略の柱と位置づけ、グループの総力を挙げて日本のクルーズ産業の発展と海を通じた豊かな社会づくりに貢献したい」と述べた。
続いて、三井オーシャンサクラの初代船長である二宮悟志船長が登壇。商船三井クルーズの客船事業が140年以上にわたって続いてきた歴史に触れ、「長い歴史を通じて当社が受け継いできたものは、心を込めたサービス。この精神と伝統を三井オーシャンサクラへ受け継いでいく」と語った。
2024年12月に就航した三井オーシャンフジは、華道家元池坊の次期家元、池坊専好氏が命名した。二宮船長は、その言葉と思いを新たな船にも受け継ぐため、今回はMITSUI OCEAN CRUISES一同が命名宣言を務めると説明。三井オーシャンフジの命名時と同じ言葉を用い、次のように宣言した。
「本船をMITSUI OCEAN SAKURAと命名いたします。この船で今後長きにわたり、美しい日本、そして世界をめぐり、心をつなぎ、安全に航海することを誓います」
命名宣言に続き、オープンデッキで伝統のボトル割りが行われ、その模様が会場のスクリーンに生中継された。
「サクラ」は日本を象徴する花であるとともに、同社がかつて運航した「さくら丸」「新さくら丸」にも用いられた、ゆかりの深い名である。向井社長は命名記念昼食会で、「日本の美しさを世界に届けたいという思いと、先人たちが築いてきたクルーズの歴史への敬意を込めて、この船を三井オーシャンサクラと名付けた」と船名に込めた思いを紹介した。
三井オーシャンサクラは総トン数3万4138トン、全長198.15メートル、全幅26メートル。客室数は229室、船客定員は458人で、日本籍船として運航する。全室がオーシャンビューのスイート仕様で、約9割の客室にプライベートベランダを備える。
全長200メートル以下の機動性を生かし、大型船では寄港が難しい小規模な港や離島、湾内などにも寄港する。2026年9~12月は平均約3泊の短期クルーズを中心に、にっぽん丸で親しまれた「飛んでクルーズ」シリーズや、寄港地で1泊停泊する旅程などを展開する。同船は9月19日、横浜発着の「三井オーシャンサクラ デビュークルーズⅠ~鳥羽・日高~」で運航を開始する。
写真左)左から中山勝利総料理長、阿部哲也ホテルゼネラルマネージャー、向井恒道商船三井クルーズ社長、二宮悟志船長、菊池謙次副船長、林伸久機関長 写真右)壇上にて命名を行ったMITSUI OCEAN CRUISES一同
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