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カーニバル、ファンタジーなど2隻売船、2隻を長期係船へ

2020.07.27
外国客船

カーニバル・クルーズ・ラインは「カーニバル・ファンタジー」(7万367トン)と「カーニバル・インスピレーション」(同)を売船する。親会社のカーニバル・コーポレーションが発表した13隻の船隊削減の一環。さらに、「カーニバル・ファッシネーション」(7万538トン)と「カーニバル・イマジネーション」(7万367トン)を長期レイアップ(係船)とする。運航再開日は設定しない。新造船については、LNG動力船「エクセル・クラス」第2船の就航を2022年11月に決定した。そのほか、オーストラリアでの運航を10月29日まで、サンフアン(プエルトリコ)、バルバドス発着クルーズを2021年まで中止する。 カーニバル・ファンタジーは1990年就航。ギネスブックにも登録された同型8隻の最多シリーズ船「ファンタジー・クラス」第1船。巨大船投入によるカーニバルの事業拡大の象徴ともいえる。カーニバル・インスピレーションは1996年就航の同クラス第6船。

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