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にっぽん丸、4月の那覇発着1本を中止、台湾入港制限受け

2020.02.27
日本客船

商船三井客船は「にっぽん丸」(2万2472トン)による4月12日那覇発「飛んでクルーズ沖縄Aコース~宮古島・台湾~」の運航を中止する。同コースでは4月14日に台湾の基隆への寄港を予定していたが、台湾当局が国際クルーズ船の寄港を当面禁止したことを受けたもの。現時点ではその他のコースに変更はない。

同船は18日から改装のためドック入りしている。4月中旬から始まるクルーズでは、新型コロナウイルスの感染防止のため、船内の衛生管理を強化していく。例えば、乗船時に体温を計測し、37.5度以上ある方の乗船を拒否する。この場合の取消料は免除する。そのほか、多くの人がトングなどを共用するビュッフェ形式の中止、船内の消毒体制の強化、オプショナルツアーで使用するバスの事前消毒、港での関係者の訪船禁止などを行う。乗組員も発熱の場合は乗船を拒否し、一日2回の体温計測を実施するなど厳しい管理の上、乗船する。

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