翌日は最終日。11時には名古屋港についてしまうのが名残惜しいが、再びの荷造りを終えて、精算のためにレセプションに出向いた。するとここでも進化を発見。支払いが、現金や従来のクレジットカードだけでなく、各種電子マネーでもできるようになっていたのだ。2020年4月17日時点で対応していたのは、iD、楽天Edy、WAON、nanaco、そしてSuicaなどの交通系電子マネー9種。今後も対応手段は増やしていくそうで、さらに利便性が向上しそうだ。
今回の旅では、サービスや設備でのにっぽん丸の着実な進化が嬉しかった。今まで、陸上とは違う制限（主にデジタル機器関連の対応において）も含めてクルーズというものだ、と達観（？）していたが、やはり便利なものは便利だった。何よりサービスの拡充については、従来と変わらない人数でにっぽん丸らしいクオリティを維持するのは決して容易ではないはず。それでもこれまで通り、マスク越しにもわかる笑顔で迎えてくれるクルーの皆さんに感謝しきりの旅となった。
さまざまなにバージョンアップしたにっぽん丸だが、クルーの笑顔は以前のままだ
CRUISE GALLERY
さまざまなにバージョンアップしたにっぽん丸だが、クルーの笑顔は以前のままだ
取材メモ名古屋発着 熱海花火クルーズ
日程：2022年4月15日(金) ～ 2022年4月17日(日)
コース：名古屋～熱海～名古屋
クルーズ代金：11万円（スタンダードステート）～49万円（グランドスイート）
船名：にっぽん丸（商船三井客船）
総トン数：2万2472トン
乗客定員：449人／乗組員数：200人
「にっぽん丸」公式サイト
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