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ホンディウスの清掃・消毒完了、当局が運航再開を承認

2026.06.02
業界

オーシャンワイド・エクスペディションは1日、ハンタウイルス感染が発生した「ホンディウス」の大規模清掃・消毒の完了を発表した。5月29日にロッテルダムで船内査察が行われ、翌30日にオランダの保健当局(GGD)が全面運航再開を承認した。同船は6月6日にロングイェールビーンへ出港するのに先立ち、年次検査と定期整備を受ける。

 

消毒はバイオセキュリティの専門家チームが数日間にわたって実施。第三者専門家により、船内にネズミがいないことも確認された。清掃では残留有機物の除去を行った後、消毒製品と過酸化水素ですべての硬質表面を消毒した。また、専門家が高温スチームクリーニングをすべての軟質表面に施した。査察・消毒プロセスの間、専門家全員が完全なPPE(個人防護具)を着用し、船内にクリーンゾーンと汚染ゾーンを設定する厳格なプロトコルに従った。

 

医学的・疫学的な調査の結果、ハンタウイルスは乗船前に持ち込まれたものであり、船内や同社の運航基準に起因するものではないことが確認されている。今回の大規模清掃・消毒の完了により、同社は「今後、船内でハンタウイルスに感染する可能性は排除された」としている。前回航海に乗船していたすべての乗組員は下船し、現在隔離中。

 

一方、WHO(世界保健機関)によると、ホンディウス関連のハンタウイルス感染症は5月27日現在、合計13例(確定例11件、疑い例2件)で、うち3件が死亡(確定2件、疑い1件)。前回の疾病アウトブレイク速報(5月13日付)の公表以降、乗客または乗組員の中から新たに3人(カナダ、オランダ、スペインから各1人)の確定例が報告されている。

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