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米政府、キューバクルーズ禁止で約80万人に影響

2019.06.06
業界

米政府が急遽実施したキューバへの渡航制限強化で影響を受けるクルーズの乗客数が約80万人に上ることがわかった。世界の主要クルーズ船社が加盟するクルーズ船社国際協会(CLIA)が5日、発表した声明によるもの。声明の概要は以下のとおり。

本日、米国政府は米国からキューバへのクルーズ船による渡航を禁止した。CLIAに加盟する船社は事前の予告なく、キューバに寄港する全コースの変更を迫られている。すでに予約した人や乗船中の人を含め、約80万人の乗客に影響が出ている。乗客が予約したのは、これまで米政府が許可してきたキューバとの人的交流を目的とした渡航だ。今回の渡航制限で、これらのクルーズが違法なものになってしまう。

アダム・ゴールドスタインCLIA会長は「キューバへのクルーズが今後実施できないことに失望している。われわれの力の及ばないことだが、キューバへのクルーズを楽しみにしていた全船社の乗客には心から申し訳なく思う」とコメントした。

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