【特集】
これからがベストシーズン!
秋から冬の狙い目クルーズ
コンパクトな日程と近さが人気
アジア
外国へのフライ&クルーズで最も身近なエリアが東南アジアだろう。東南アジアのベストシーズンは11月から2月ごろで、気候も温暖。寒い日本を抜け出して向かう先として絶好な上、乗船地まで近いため航空券代も安く、コンパクトな日程でのクルーズがかなう。
東南アジアクルーズへのゲートウェイの定番はシンガポール、そして香港。シンガポール発着クルーズで人気なのは、ビーチリゾートとしても有名なプーケット島に寄港するコースだ。なかでも左ページで紹介するクルーズは「3カ国をめぐりつつ、4泊というゆとりある日程がおすすめです」とミキ・ツーリストクルーズカンパニーの佐々木彩乃さん。
香港発着クルーズなら、奇岩が神秘的な世界をつくるハロン湾や色彩あふれる古都ホイアンをめぐりたい。一方で、日本〜香港間のフライト時間は約4〜5時間と短いので、〝弾丸〟でのクルーズ旅が実現できるのも魅力だ。
もちろん、手軽にアジアの異国へと足を延ばす手段としては日本発着クルーズもある。例えば横浜から船で南へと向かえば、だんだんと暖かくなっていく気候と、南の島へと向かう期待感の両方が一緒に楽しめるはずだ。
マレーシア・プーケットクルーズ 5日間
ボイジャー・オブ・ザ・シーズ
(ロイヤル・カリビアン・インターナショナル)
出発日:2018年11月5日(月)・12日(月)・19日(月)・26日(月)、12月3日(月)・10日(月)・20日(木)、
2019年1月3日(木)・14日(月)・21日(月)、2月2日(土)・11日(月)・18日(月)・25日(月)
コース:シンガポール〜ポートクラン〜プーケット島〜シンガポール
クルーズ代金:440ドル〜(内側)
●ゾウの背中に乗って大自然を堪能しよう
プーケットで楽しみたいのがゾウ乗り体験。島内にはゾウ乗り場がいくつもあり、草木生い茂る森林のなかをゾウに乗って進むエキサイティングな体験ができる。エサをあげるなど、触れ合いも!
●東南アジアの多彩な文化を味わう
ポートクランではヒンドゥー教の聖地であるバトゥ洞窟やイスラム教のブルーモスク、プーケットではワット・チャロンなどのタイ式仏教寺院へ足を延ばしたい。東南アジアの文化の多様さやその違いに触れられる。
●対照的な景観から、街の歴史を知る
ポートクランから車で約1時間、マレーシアの首都・クアラルンプール。ペトロナス・ツインタワーに代表される近代都市の街並みと、英国統治時代の建物などが点在するオールドタウンを散策すれば、街の歴史を感じられるはず。
ベトナムクルーズ 6日間
ワールド ドリーム(ドリームクルーズ)
出発日:2018年11月11日(日)・18日(日)
コース:香港〜ダナン〜ハロン湾〜香港
クルーズ代金:8万1400円〜(内側)
●個性派そろうベトナムグルメ
ベトナムは野菜たっぷりでヘルシーな料理の宝庫。おなじみのフォーや生春巻き、バインミーなど、レストランでの食事から屋台で食べられるB級グルメまでたっぷりと堪能したい。
●大迫力の奇岩が迫る景色の中へ
客船から遊覧船に乗り換えてハロン湾クルージングへ。奇岩が織りなす神秘的な景色だけでなく、カラフルにライトアップされた鍾乳洞・ティエンクン洞窟に立ち寄るツアーやカヤック体験など、ハロン湾での楽しみは豊富。
●ノスタルジックな街並みを歩く
ダナンから車で約45分、街全体が世界遺産に登録されているホイアン。かつて東南アジア有数の貿易港として栄えたため、さまざまな国の文化が入り交じる。カラフルで異国情緒あふれる街並みが楽しめる。
弾丸旅行も! 2泊3日の週末クルーズ
金曜の夜に出航して、日曜の朝に帰港する週末2泊クルーズ。香港発着なら、乗船日の金曜に日本を出発しても楽々乗船でき、下船後も夜のフライトを取れば香港滞在の時間も。終日航海1日で船上を楽しみつつ、乗船前後には香港の街でも遊べる弾丸クルーズ旅も挑戦したい。
●香港 週末クルーズ 3日間
ワールド ドリーム
(ドリームクルーズ)
出発日:毎週金曜発
コース:香港〜香港
クルーズ代金:3万2600円〜(内側)
陽気に沖縄・台湾 9日間
ダイヤモンド・プリンセス(プリンセス・クルーズ)
出発日:2018年11月5日(月)・13日(火)・21日(水)・29日(木)
2019年2月14日(木)・22日(金)、3月2日(土)・10日(日)・18日(月)
コース:横浜〜名古屋〜大阪〜那覇〜基隆〜横浜
※インターポーティングのため、名古屋発着、大阪発着もあり
クルーズ代金:7万7000円〜(内側)
台湾・宮古島 リゾート満喫クルーズ 9日間
コスタ ネオロマンチカ(コスタクルーズ)
出発日:東京発着2018年11月3日(土)
神戸発着2018年11月4日(日)
コース:東京〜神戸〜細島〜基隆〜宮古島〜東京〜神戸
クルーズ代金:6万4800円〜(内側)
※2018年8月31日までの割引価格
●基隆を拠点に台湾を楽しみ尽くす
日本発着の寄港地として定番の基隆からは、人気観光地やスポットが集まった台北市内へも、『千と千尋の神隠し』のような雰囲気が味わえる九份へもアクセス良好。台湾スイーツなどグルメも豊富なので、しっかり計画を立てて街を歩きたい。
片道で東南アジアを縫うように進む
●東アジア探訪 14日間
ウエステルダム(ホーランド・アメリカ・ライン)
出発日:2018年11月27日(火)、12月20日(木)
コース:シンガポール〜サムイ島〜レムチャバン(1停泊)〜シアヌークビル〜フーミー〜ダナン〜ハロン湾〜香港
※12月20日発は逆航
クルーズ代金:1,199ドル〜(内側)
クアラルンプール停泊でじっくり観光
●東南アジアの旅 7日間
ノルウェージャン ジュエル
(ノルウェージャンクルーズライン)
出発日:2018年11月5日(月)、2019年3月29日(金)
コース:シンガポール〜プーケット〜ペナン〜ランカウイ〜ポートクラン(1停泊)〜シンガポール
※3月29日発は逆航
クルーズ代金:599ドル〜(内側)