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カーニバル・コーポレーションは5日、グローバル本社を開設するため、マイアミ国際空港の南に位置するウオーターフォード・ビジネス地区に用地を購入すると発表した。同社は50年以上にわたってマイアミ・デイド郡を拠点にしており、今回の決定は同地域への貢献をさらに強化するものとしている。

同地区は、近代的なオフィスビルが立ち並ぶマイアミの広大なビジネスパーク。このグローバル本社は北米本社として2028年に完成予定で、傘下ブランドのカーニバル・クルーズ・ライン（CCL）、プリンセス・クルーズ、ホーランド・アメリカ・ライン（HAL）、シーボーン・クルーズ・ライン、キュナード、コスタ・クルーズなどの運営部門を1カ所に統合。各地に分散している陸上勤務のチームメンバーのほとんどを集める。

新オフィスビルの立ち上げ時には、2000人以上の従業員を収容する見込み。5万5000〜6万5000平方メートルに及ぶスペースには本社のほか、船内エンターテインメントのトレーニングやリハーサル施設などを設ける計画。