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プリンセス、ジュノーの陸電接続開始から25年
2026.07.28
港
プリンセス・クルーズを傘下にするカーニバル・コーポレーションは27日、米アラスカ州ジュノーで陸上電力システムの稼働開始から25周年を迎えたと発表した。プリンセスは2001年、クルーズ船として世界で初めて接続したクルーズラインで、その後この取り組みは世界41の港に広がるモデルケースになったとしている。
この陸電システムは、プリンセス、アラスカ電力、ジュノー市・郡が協力して、フランクリン埠頭に開設した。ジュノーの水力発電網を船に接続し、停泊中のディーゼル・エンジンを止める仕組みで、温室効果ガス排出量を削減する取り組みを続けている。
海と山に囲まれたジュノーへアクセスできるのは航空機と船のみ。電力網は外部とつながっていないため、地域内の水力発電だけで電力を賄う必要があり、導入には技術的なハードルが高かったといわれる。
これまでの陸電接続は約1725回、船の陸電使用量は約1億2367万キロワット時に達している。排出量の削減は約8万4500メトリックトンに相当するという。陸電による地域への還元額は約1124万ドルに及んでいる。
カーニバル・コーポレーションによると、現在保有する90隻超のフリートのうち、約75%が陸電に接続可能。世界の港のうちクルーズ客船向けに陸電設備を備えているのは、わずか3%にとどまっているという。
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