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カーニバルの第2四半期、売上高・調整後純利益が過去最高

2026.06.25
業界

カーニバル・コーポレーションが発表した2026年第2四半期(3月〜5月)決算は、売上高が前年同期比5.3%増の66億6300万ドル、純利益は同5.2%減の5億3700万ドルだった。この結果、上期(2025年12月〜2026年5月)の売上高は128億2800万ドル(同5.7%増)、純利益は8億100万ドル(同5.7%増)となった。

 

第2四半期の売上高は、同四半期ベースで過去最高を更新。一時的要因を除いた調整後純利益は前年同期から20%以上増加し、過去最高の5億6900万ドルに達した。また、主要な収益指標であるネット・イールド(1日・1下段ベッド当たりの実質収益)」も過去最高を記録している。

 

同社のジョシュ・ワインスタインCEOは、「12四半期連続でネット・イールドの記録を更新した。地政学的な逆風や燃料コストの約30%上昇という困難を乗り越え、最終利益(ボトムライン)を20%以上押し上げられた。継続的な事業実行力とコスト効率化の強化により、3月時点の業績見通しを1億ドル上回る結果となった」と手応えを語った。

 

当期の希薄化後EPS(1株当たり利益)は0.39ドル、調整後EPSは0.41ドルだった。燃料価格の高騰や為替レートによる0.06ドル(7300万ドル)のマイナス影響を跳ね返し、前年同期比で15%超のプラスとなった。また、調整後EBITDA(利払い・税金・償却前利益)も過去最高の16億ドルを記録している。

 

今後の見通しについてワインスタインCEOは、2026年下半期の予約状況が前年を上回り、価格も過去最高水準を維持していると言及。年間予約はすでに93%が埋まっており、残りの販売可能客室(キャパシティ)は前年同時期よりも少なくなっていることから、下半期もネット・イールドの記録更新に向けて順調に推移しているとした。

 

さらに、2027年以降の需要も引き続き強く、3月以降の予約量と価格は前年を上回るペースで推移している。特に来年の欧州方面の航路で予約が大幅に増加しているという。

 

顧客預り金(前受金)は、今後12カ月間のキャパシティの伸びがほぼ横ばいであるにもかかわらず、前年の記録を4億5000万ドル超上回る過去最高の90億ドルに達した。

 

2026年通期のネット・イールドは、過去最高だった2025年比で約3.2%増(定額レート換算で約1.75%増)を見込んでいる。

 

写真:ワインスタインCEO  提供:カーニバル・コーポレーション

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