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RCL、約30億ドルでリゾート運営会社の株式50%取得

2026.09.24
業界

ロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)とサンダルズ・リゾーツは23日、RCLが50%を出資し、オールインクルーシブ・リゾート分野でパートナーシップを結ぶ契約に調印したと発表した。サンダルズ・リゾーツとビーチズ・リゾーツは、40年以上にわたりカリブ海のホスピタリティ業界を牽引してきた。この合弁事業により、RCLはクルーズからリゾートまで、グループが手掛けるバケーション体験の選択肢をさらに広げる。

 

RCLは、サンダルズおよびビーチズ・リゾーツの株式の50%を約30億ドルで取得する。買収額は、今後予想されるEBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)の約10倍に相当する。購入資金は、モルガン・スタンレーからの融資で確保済み。取引は、必要な承認などを経て2027年初めに完了する見込みで、同社は来年の利益を押し上げる効果があるとしている。

 

RCLはこの合弁により、クルーズ以外の分野にも事業を拡大し、同社が約2兆ドルと見込む世界のバケーション市場での存在感を高める。あわせて、世界的に需要が伸びるサンダルズとビーチズの事業拡大を後押しする。

 

合弁会社の取締役会は、RCL会長兼CEOのジェイソン・リバティ氏と、サンダルズ・リゾーツのエグゼクティブ・チェアマン、アダム・スチュワート氏が共同で率いる。スチュワート氏は、引き続き長期的な成長戦略の舵取りを担う。既存の予約やロイヤルティプログラム、リゾートとクルーズの運営は、これまでどおり継続される。

 

提携の対象には、カリブ海各地にあるサンダルズとビーチズの上質なオールインクルーシブ・リゾートが含まれる。今後は、販売窓口の拡大や利用客との関係強化、旅行者が選びやすくなる仕組みづくりを検討していく。

 

サンダルズ・リゾーツは大人専用のオールインクルーシブ・ブランドで、ジャマイカ、アンティグア、セントルシア、バハマ、バルバドス、グレナダ、キュラソー、セントビンセントおよびグレナディーン諸島にビーチフロントのリゾートを展開している。

 

ビーチズ・リゾーツはファミリー向けのオールインクルーシブ・ブランドで、ジャマイカのネグリルとタークス・カイコス諸島でリゾートを運営している。バハマのエグズーマ、バルバドス、ジャマイカのランナウェイ・ベイ、セントビンセントおよびグレナディーン諸島でも、近日中に開業予定。

 

写真:リバティ氏(左)とスチュワート氏  提供:RCL

RCL、約30億ドルでリゾート運営会社の株式50%取得
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